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脇田尚揮の今月の運を「下げない」お話(10月前半)

脇田尚揮の運を「下げない」お話は、様々な肩書や資格を有しTVメディアでも活躍する脇田尚揮さんから隔週で一言述べてもらうコーナーです。

 

・テーマ:任せすぎず、背負い過ぎず

 

10月、古くは「神無月」(かんなづき)と呼ばれています。これは八百万(やおよろず)の神様が出雲大社(島根県出雲市)へ会議に出かけてしまうと考えられたためです。そのため、神様が出かけてしまう国では神様がいないので「神無月」、反対に出雲の国(島根県)では神様がたくさんいらっしゃるので「神在月」(かみありづき)と呼ばれています。他にも、新米で酒を醸造する月という意味の醸成月(かみなんづき)という名前もあるのだとか。

 

秋は実りの季節。自力でやってきたことが成就するのは素晴らしいことです。独立独歩の精神があるからこそ、進歩発展が見込まれると言えますよね。自分でできることをしないのは論外として、多少困難なことでも自らチャレンジしないと人間としての器は成長しません。

 

確かに人に任せる能力というのは、生産性効率の面でも人的育成の上でも重要な側面があります。ただ、自身が楽をするために指示も説明もせず任せきりなのは、会社にとっても任せられた相手にとっても迷惑な話です。

 

立場が上であると時としてこの“勘違い”をしてしまいがちなのですが、上であるからこそ周囲が仕事をしやすいように整えてあげたり働く人たちの自己実現を後押ししてあげることが大切なのであり、ふんぞり返るのは自らの能力のなさを露呈しているとも言えます。

 

 

・ラッキーアクション:整理整頓

・ラッキーアイテム:スマホバッテリー

・ラッキーカラー:白色

 

ただその真逆で、全ての仕事を背負い込み独り髪を振り乱して取り組むのもまた、視野が狭く考え方が偏っています。先も述べたように“任せる”能力は、相手への信頼であり成長を促す人的育成のために重要な資質です。

 

誰にも任せられないというのは、すなわち自分の能力への過信であり周囲を信用していないということの表れでもあります。しかしよほどの超人でもない限り、独りで背負い込み続ければ結果的に限界が訪れます。

 

もしも自分が全てを背負って潰れてしまえば、会社は途端に機能しなくなり生産性を失ってしまいます。そうならないためにも仕事を分散させて、当人がいなくてもタスクが回っていくようにシステム化をしておくことが大切でしょう。

 

仕事をどのくらい背負い、任せるかはバランスや調和を意識するのが重要なのです。

 

 

これをもって、今期の運を下げないお話とさせていただきます。

 

(脇田尚揮)

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