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脇田尚揮の今月の運を「下げない」お話(2024年1月前半)

脇田尚揮の運を「下げない」お話は、様々な肩書や資格を有しTVメディアでも活躍する脇田尚揮さんから隔週で一言述べてもらうコーナーです。

 

・テーマ:自分と異なる意見、価値観、方法に触れると視野の角度が大きくなる

 

皆様、新年2024年が始まりました。明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。

 

さて1月、古くは睦び月(むすびつき)が「睦月」に転じたとされています。睦び月とは、仲良くすること、仲睦まじいこと、そして互いに親しみ合うなどの意味を持っています。そんな「睦び合い」の宴を、お正月に家族や親族が集まる月に行うことが由来です。ほかにも、「始まる・元になる月」である「元月(もとつき)」が転じて「むつき」になったという説、稲の実を水に浸す月である「実月(むつき)」が転じたという説などがあります。

 

自分と異なる価値観に接した時、人は困惑するなり新鮮さを覚えるなり否定するなりと、少なからず心に何か変化が起きます。そして、その異なる意見を持っている相手の主張が強いほど、自分がどのような姿勢を取ればいいか分からなくなってしまいます。

 

社会心理学博士の小林知博氏は、そのような異質な意見に接し心理的危機に直面した時の行動は、大きく分けると3つあると提唱しています。まずは否定的な反応を示してしまう“拒否的タイプ”、次に脅威の対象を退けようとする“攻撃的タイプ”、そして相手の言うことを鵜呑みにし自分を抑圧する“迎合的同化タイプ”です。

 

・ラッキーアクション:価値観の異なる人と関わる

・ラッキーアイテム:絵本

・ラッキーカラー:ピンク

 

このように、人はストレスを回避するために、様々なアクションを起こすとされています。ただ、ここで見落としてはいけないのは、自分と異なる意見・価値観・方法に触れると視野が広くなるということです。

 

自分だけの「こうあるべき」という考えに捉われていると、そこに凝り固まってしまい視野はどんどん狭くなってしまいます。そうすると、社会に対して柔軟に対応することが困難になり、生きにくくなります。

 

あなたがどういうタイプであっても、自分の感情をまず脇に置いておき相手の異なる価値観から何かを学ぶ姿勢があれば、視野は開けていくものです。何に不快を感じるのか、どこが異なっていてどこで擦り合わせできるのか、異なる意見から学ぶべき点はあるのか。こう考えるだけでも、思索する価値は大いにあると言えます。

 

第三者的立場に立って双方を見ることができれば、あなたの器はぐっと大きくなるはずです。

 

これをもって、今月上半期の運を下げないお話とさせていただきます。

 

 

(脇田尚揮)

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