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脇田尚揮の今月の運を「下げない」お話(6月後半)

脇田尚揮の運を「下げない」お話は、様々な肩書や資格を有しTVメディアでも活躍する脇田尚揮さんから隔週で一言述べてもらうコーナーです。

 

脇田尚揮の今月の運を「下げない」お話(6月後半)

 

・テーマ: “瞑想”の効果と運を高めるメカニズム

 

「瞑想」と聞くと何だか宗教色の強いものと感じる人も少なくないかもしれません。しかし瞑想は昨今、能力開発のためのトレーニングとして、一流経営者・スポーツ選手の心の整え方として、健康のための簡単な習慣として脳への影響が見直されつつあります。

 

近年解明された心身への影響を脳科学的に見てみると、“運を拓く”感性の養い方に共通する部分が多いと感じます。まだまだ証明されていない面も多いと言えますが、瞑想にはこれといった副作用もなく健康維持や能力開発には推奨できるもの。

 

まず瞑想をすると、身体感覚や計算・位置認識に関して働く“頭頂葉”の活動が減速するとされます。そのため、日常生活における五感の働きや時間・空間を認識する働きが沈静化し、瞑想でしか到達できない非日常的な精神世界に没入できるのです。

 

次に思考や創造性を司り、自己認識と自分の経験についての情報を処理する“前頭葉”の機能が沈静化することが証明されています。これは脳の活動状態を知るベータ波から検知できるのだとか。つまり瞑想でエゴ(我欲)が抑えられ、客観視する能力が高まり無我の境地を体感できると言えます。これにより謙虚の心が高められます。

 

そして視覚や聴覚、体性感覚などを記憶中枢である大脳新皮質に中継する“視床”の注意力が操作され、外界情報の流入量が減少するとされます。そのため、身体感覚情報よりも精神の動きに意識が向き、精進のための土台が作られ運命を好転させやすくなると言えます。

 

 

・ラッキーアクション:目を閉じて呼吸に意識を向ける時間をつくる

・ラッキーアイテム:ヒーリングミュージック

・ラッキーカラー:茶色(アースカラー)

 

最後に、意識の水準を保ち受けた刺激に対して反応を指令する“網様体”が活性化するため、意識の覚醒を感じるとされます。その結果、精神世界を体感しながら意識を保てるので、無我の境地となり潜在意識にアクセスできるように。自分と他者との境界が曖昧になり利他の心が湧いてくるでしょう。

 

他にも、イェール大学の研究によると、DMN(脳が意識的な活動をしていないときに活性化する神経回路。後部帯状回)の働きを低下させ、危機への備えと情報の整理が高められるとの報告があります。

 

また、ハーバード大学の研究では、瞑想が実際に脳の構造を変え学習を司る海馬の皮質が厚くなったり、感情の調節や恐怖・不安の原因となる特定の脳細胞が減少することを発見しました。

 

このように、瞑想をすることで脳が活性化するだけでなく、運を高められる可能性も大いにあるのです。

 

 

これをもって、今期の運を下げないお話とさせていただきます。

 

(脇田尚揮)

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