脇田尚揮の今月の運を「下げない」お話(4月後半)
脇田尚揮の運を「下げない」お話は、様々な肩書や資格を有しTVメディアでも活躍する脇田尚揮さんから隔週で一言述べてもらうコーナーです。
脇田尚揮の今月の運を「下げない」お話(4月後半)
・テーマ: 側にいなくても勇気を与える人を目指す
経験豊富で頼りになる人、ここ一番で結果を出せる人って心強い存在ですよね。大変な状況下でもあたたかく鼓舞してくれたり、ピンチのときでも覆せたりできる人は、どこか超人じみていてカリスマ性を放っているのが特徴です。たいていは“リーダー”と言われる人が、それに該当すると言えます。
職場や学校などでも、「あの人なら大丈夫」と思えるような人がいたかと思います。その人には一体どのような資質があったのでしょう。きっと何に対しても答えてくれる信頼感ある存在だったのではないでしょうか。
ただ実力がある人は往々にして忙しく、方々から引っ張りだこであることも少なくありません。本当に大変な時に常にいてくれるとは限らないですよね。そんな時「あの人がいなかったから上手くいかなかった」と言われるのは、たまったものではないでしょう。
戦国武将の武田信玄は、死を悟ったとき三年間は自分の死を隠すよう命じました。これは武田信玄が亡くなったと広まれば、他の大名達が甲斐に攻め込んでくると読んだためとされています。そのため、武田の騎馬隊は戦国最強だと言われた伝説を維持できたのかもしれません。
Q.存在しなくてもその人のことを思うと力が湧いてくる人はいますか? その理由はどこにあるのでしょう。
・ラッキーアクション:声を掛ける
・ラッキーアイテム:糊つき(シール)付箋
・ラッキーカラー:オレンジ色
しかし本来は当人がいなくても何とかできるのが理想であり、そのために日々準備をしたり強固な協力体制を作っておくことが大切です。ただ、リーダーの存在が“求心力”となり皆が大きな力を発揮できるとしたら、そこを活かさない手は無いと言えます。
そのため、リーダーはいつも関心をもって見ていることをアピールする必要があり、周囲は見られている・気にかけてもらっているという意識であって欲しいものです。例えその場にいなくても「あの人がいてくれている!」と思うことで、勇気づけられるならこれほど素晴らしいことはありません。
自分がいないときでも、あたかも側にいるかの如く周囲のパフォーマンスを高められるのなら、それは存在だけで勇気をもたらせる真のリーダーだと言えるのではないでしょうか。
そのために大切なのは、いてもいなくても誰かの頭の片隅に存在していることが重要。その場にいなくても相手と対話できる人こそ、存在感のある人なのです。
(脇田尚揮)
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