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脇田尚揮の今月の運を「下げない」お話

脇田尚揮の運を「下げない」お話(2022年10月上半期)

脇田尚揮の運を「下げない」お話(2022年10月上半期)

    脇田尚揮の運を「下げない」お話は、様々な肩書や資格を有しTVメディアでも活躍する脇田尚揮さん(弊社役員でもあります。)から隔週で一言述べてもらうコーナーです。

    良い習慣を創り上げる

    10月、古くは「神無月」(かんなづき)と呼ばれています。これは八百万(やおよろず)の神様が出雲大社(島根県出雲市)へ会議に出かけてしまうと考えられたためです。そのため、神様が出かけてしまう国では神様がいないので「神無月」、反対に出雲の国(島根県)では神様がたくさんいらっしゃるので「神在月」(かみありづき)と呼ばれています。他にも、新米で酒を醸造する月という意味の醸成月(かみなんづき)という名前もあるのだとか。

    このように秋の夜長と言われる10月は、さまざまなことに自分の時間を傾けるのにちょうどいい時分です。でも、時間的余裕があると不摂生に繋がることも少なくありません。そこで積極的に良い習慣を創り出してみましょう。脳の神経細胞同士はシナプスで繋がっています。この神経細胞同士がどう組み合わさるかは、その人の経験によって変わり、この世に1人として自分と同じ組み合わせの人はいないそうです。

    また、この神経細胞の組み合わせは、同じ行動を繰り返すことで太くなっていきます。鍛えるのが良いものなら良い回路が、悪いものなら悪い回路が強化されていきます。そのため、人の考え方や行動を良いものに変えていくには、日々の行動つまり「習慣」を良いものにすることが、一番効率がいいと言えるのです。

    常日頃から良い考え方、言葉、行動を心がけていれば、シナプスの回路も良いものになっていきます。その結果、人生そのものが良くなっていくのです。ただ、そのためには「66日の壁」を乗り越えなくてはいけません。これは人間の神経細胞の回路が強化されるために必要な、最短の繰り返しの日時です。実質的には90日を目指すのが効果的とされています。

    もしも素晴らしい人生を構築したいと思うなら、善なる行動を90日間強化し続けてみてください。きっと新しい世界が広がるはずです。ただ気をつけて欲しいのは、ムリや過剰なことに初期段階で取り組まないこと。毎日継続できるような簡易なものから始めましょう。そうしないと、習慣づくりそれ自体がストレスになってしまいますからね。

    10月上半期のラッキーアクション&アイテム

    ・ラッキーアクション:簡単な良い習慣を継続する

    ・ラッキーアイテム:ネイビーの手帳

    習慣を継続するうえで、一番の味方になってくれるものといえば、それは“手帳”です。自分の軌跡をつける、そして見返すことによって継続するうえでのモチベーションになってくれるはず。そして、冷静に客観的に自分を振り返る上で、一番理想的なカラーは“ネイビー”。

    1日10分でもいいので、手帳をつけながら自分のシナプスを強化する時間をつくってみてはいかがでしょう。きっと90日経った頃には、新たな自分に生まれ変わっていることでしょう。

     

    これをもって、10月上半期の運を下げないお話とさせていただきます。

    (脇田尚揮)

    プロフィール

    脇田尚揮(わきた・なおき)

    株式会社ワンダフル・ライフ取締役、企業占術鑑定士、大学講師、首座僧侶、秀心寺住職(僧号:脇田尚徳)。会社との顧問契約による”星暦術”による鑑定を業とする。福祉用具専門相談員、福祉心理カウンセラー。TVなどメディアでも活躍中。代表書籍は『生まれた日はすべてを知っている』。近作として占い×手帳『まむすび』。