高齢者向けカードゲーム なないろ。 概論 ~第5講~
ひとりでも、ふたりでも、みんなでも遊べる。
高齢者向けカードゲーム な な い ろ 。
概 論 ~第5講~
≪なないろ。の遊び方:その4≫
4つ目にご紹介するのは【数皆(すうみな)】という名の二人~五人くらいでするゲーム・脳トレーニングです。
皆さんは、数独(すうどく)というパズルゲームを知っていますか?
この「数独」という名称は、パズル専門の出版社であるニコリさんの登録商標なのだそう。由来は「数字は独身に限る」という名称を略したものなんだとか。
「数独」に対抗して、【数トレーニングを皆でやってみよう】という名称を略して【数皆】です。
【数皆の遊び方】
1 数皆(すうみな)は、次のルールにしたがって、プレーヤーが場にあるカードを見つけていくゲーム・脳トレーニングです。
2 まず準備として、カードを1~16までの場(これをAとします)と17~31までの場(これをBとします)に分けます。
3 Bをよく切り、表向きにランダムに並べます。
4 Aをよく切り、裏向きにして、Bを囲むようにランダムに並べます。
これで準備は完了です。
5 じゃんけん等で順番を決めたあと、一人1枚Aからカードをめくります。
6 最初の人が1枚カードをめくった後、次の順番の人がさらにAからカードをめくります。
7 ここで、めくったカードの合計が17以上になるまで、順番にカードを1枚ずつめくっていきます。
8 めくられたカードの合計が17以上なった時点(例えば8と13とか2と5と11など)で,各プレーヤーは、Bからその合計と同じ数字のカード(例えば21とか18)を探して取得する速さを競います。
9 これを繰り返し、A若しくはBの場にカードが無くなるまで、又はAの場のカードを全てめくったが合計の数を表すカードがBの場に無くなるまで続けます。
10 取得したカードの枚数が多い人の勝利!!
皆がめくるカードによって勝敗が左右される!?
【発展】
カードの枚数を少なくしたり、AとBの場の分け方を工夫しても面白いと思います!