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脇田尚揮の今月の運を「下げない」お話(12月前半)

脇田尚揮の運を「下げない」お話は、様々な肩書や資格を有しTVメディアでも活躍する脇田尚揮さんから隔週で一言述べてもらうコーナーです。

 

・テーマ:年齢関係なく時間的価値の高い人生を送る

 

12月、古くは「師走」(しわす)と呼ばれています。和暦の中で唯一「月」の名称がつかない暦名です。12月は仏事が多く、師と坊主があちこち慌ただしく走りまわることにより、「師走」と名付けられたのだとか。新年の参詣にさしあたり、12月は予約の確保や宿の手配、食料・お土産の手配などなど、僧たちは奔走したのでしょう。他に12月の他の言い方は暮古月(くれこづき)、年積月(としづみづき)、春待月(はるまちづき)などがあります。

 

今年も残りわずかとなりました。年越しをして年齢を重ねるにつれて何だか時間の流れが速く感じる…… と、ふと思った経験はありますか。実は、私たちは年をとるごとに未経験や知らないことが減るため、その分時間を短く感じる心理傾向があるとされます。これを「ジャネーの法則」と言います。

 

この考え方によると“時間的価値”で考えたときに私たちはある程度の年齢に達したら、自分の人生をいかに積極的に充実させようと意識するかが大切になってくると言えます。

 

ただ漫然と日々の生活を繰り返していると、新たな刺激や経験を得られないためあっという間に高齢になってしまうという場合も少なくありません。では、体感時間を長くするには何が大切になってくるのでしょう。

 

・ラッキーアクション:いつもと違うアクションを習慣に取り入れる

・ラッキーアイテム:時刻表

・ラッキーカラー:黄色(時間の流れを遅く感じさせる)

 

ひとつは無意識的に行っているルーティンに“テコ入れ”をすることが挙げられると言えます。私たちは習慣の生き物であるため、約80%が無意識の行動を繰り返しているとされます。その中の一部を違うものに“置き換え”してみるのです。

 

例えば、会社や学校への帰宅路で考えた場合、毎日同じ道を通るのではなくいつもと異なるルートで帰ってみたり、あえて1駅歩いてみたりするのです。そうすることで、これまで気が付かなかった発見や体験を得ることができるように。

 

意識的に自ら新しいアクションを起こすことによって、何歳になっても時間的価値の高い人生を送ることができ、豊かな生き方に繋がると言えるのです。

 

これをもって、今月上半期の運を下げないお話とさせていただきます。

 

(脇田尚揮)

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