脇田尚揮の今月の運を「下げない」お話(2月前半)
脇田尚揮の運を「下げない」お話は、様々な肩書や資格を有しTVメディアでも活躍する脇田尚揮さんから隔週で一言述べてもらうコーナーです。
脇田尚揮の今月の運を「下げない」お話(2月前半)
・テーマ:自分をよるべとする
2月、古くは如月(きさらぎ)と呼ばれていました。2月はまだまだ冬の寒さが残っており、たくさん服を着こみます。また当時、服は衣(きぬ)とも呼ばれていました。衣を更に着るで衣更着(きぬさらぎ)。そこから如月と呼ばれるようになったそうです。2月の他の言い方は梅見月(うめみづき)、初花月(はつはなつき)、雪消月(ゆきげつき)などもあります。
2月は暦の上では最も月日が短いと言えますが、3月、4月といった環境や人が動くタイミングに向けさまざまな準備をするシーズンでもあります。何か大きな物事を動かすときは、誰かと協力しなければなりません。それにはある程度の信頼関係が必要になりますが、なかには「信じる」ということを勘違いしてしまうこともあります。
誰かを信頼して仕事を任せたのに、相手がその期待に応えられなかった時、その原因をどのようにかんがえるでしょうか。努力が足りなかった、しっかり内容を理解していなかったなど、相手にその原因があったと考えることもあるのではないでしょうか。
仏教の世界では「己をよるべとして、他をよるべとするなかれ」という言葉があります。他人を信じるということは、他人に全てを押し付けるということではないはず。もし自分以外に失敗の原因があったとしても相手を責めるだけでは生産性ある解決策とは言えません。
そんなときこそ、自分を顧みることが大切になってきます。
・ラッキーアクション:自分の強みと弱みをあぶりだす
・ラッキーアイテム:鏡
・ラッキーカラー:白
もしかしたら自分にも原因があったのではないか、伝え方が甘かったのではないかと考えてみましょう。鏡を見たときに自分に問いかけてみても良いかもしれません。
そうすれば他者が失敗してしまったとしても、腹を立てるようなこともなくなるでしょうし、自分が原因で失敗してしまった時も、素直に反省することができるようになるはず。
暗闇の中を歩くときには、足元を照らす光が無いと前に進むことはできません。その光となるのが自分自身であるというのを「自燈明(じとうみょう)」と言います。暗闇、それは行く先に何があるかもわからない未来を指します。
そんな不透明な未来をどのように照らすか、誰かに頼りきりになるのではなく最終的な決断は自分自身にしかできないということを忘れてはいけません。
これをもって、今月上半期の運を下げないお話とさせていただきます。
(脇田尚揮)
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