介護のちから ~第25回~EMSを利用した腰痛予防の結果
はじめに
こんにちは。気ままに毎週お届けするコラムを担当する清水です。
今回は「EMSを利用した腰痛予防の結果」というテーマに沿って触れてみたいと思います。
以前にも腰痛に関するコラムを掲載しておりますのでご興味がある方はこちらからご覧いただけます。
EMSを利用した腰痛予防の結果
皆様こんにちは。当たり前ですが、やはり夏は熱いですね。そしてコロナの猛威も止まらず、介護業界で働いている皆様には本当に頭が上がりません。
今回は、以前お話させていただいたEMSを利用した腰痛予防についての結果発表を行いたいと思います。少しでも皆様の参考になれば幸いです。
※腰痛予防のためにEMSを継続した結果と個人的な感想になります。
さて、早速ですが、以前にEMSで筋力アップを行い腰痛予防になるかという個人的な実験を行った結果です。
始めの1週間は腰痛が逆に発生しているように感じました。これは、おそらく筋肉は増強したもののストレッチを行わなかったために起こったのだと思っています。但し、根拠はございません。また、始める前に血液検査を行い、変化に対して検証することにしました。
2週目、汗をかきながら有酸素運動などの軽い運動を行い継続してEMSを利用したところ、おなか周りにうっすらですが、少し影響が出たように感じました。この辺りではまだ腰痛は感じており、効果は感じられていなかったと思います。
3週目、汗をかいていたことにより、少しずつ動きやすくなったように感じました。この頃には腰痛の事は忘れていたかもしれません。毎日少しでも歩くことも継続していたため、腹筋だけではなく背中の方の筋力も付いた為かもしれません。
4週目、腹筋に変化が縦に薄く少しだけ線が見られるようになりました。腰痛に関しては、歩きすぎたせいか、少し腰痛があったかもしれません。ですが、EMSの心地よい刺激によるマッサージ感覚で腰痛は和らいだ印象でした。
5週目、腰痛に関しては気になりませんでしたが、朝起床の際に今までと比べると、ほとんど痛みを感じなくなりました。
ここでコツをつかみました。違和感がある際は筋力の増強だけではなく、電力のHzと強さの数値を下げることも大事だと思いました。
6週目、血液検査に行きました。翌日か2~3日で結果が出るので、以前と比べ血中脂肪は低下していました。ですが、EMSの継続使用により「CKの値が大幅に上昇」していたことは驚きでした。こちらは個人的には1つ大きな注意点かもしれないと感じました。
CK痛み等に反応するので、無理はしていないものの、支障があったのかもしれません。
7週目、腰痛は3~4週目辺りから効果が見られ、途中から腰痛の事は忘れていました。私個人の印象としては、おこなって良かったと感じる結果となりました。
注意点として考えた事
・無理をして継続しない。
・電気が強いときはHz数値を下げて強さを弱める。
・ストレッチもなるべく取り入れる。
・歩きすぎには注意(クッション性の高い靴がオススメ)
・軽い運動で調整
という個人的な実験結果となりました。夏は暑くて大変ですが、猛暑+腰痛はかなりキツイですよね。暑い夏も健康的に頑張って乗り越えましょう!
という事で、今回はブログっぽくなってしまいましたが、少しでも皆様の参考になれば幸いでございます。
今回は「EMSを利用した腰痛予防の結果」というテーマについて触れさせていただきました。
また来週あたりにお会いしましょう
プロフィール
清水勇耶(しみず・ゆうや)
ケアマネジャー。株式会社ワンダフルライフ代表取締役。みんなでケア開発者。
一人よりも二人より多くの方々の幸せのためにという法人理念の基、関わる皆様に介護業界がより良くなるようなご提案のできる仕事を心がけている。また、福利厚生としてLVMHグループの介護福利厚生、介護ロボットの活用、その他介護支援専門員問の研修・セミナーなども行っているなど、幅広い分野で活躍中。主な取得資格等:介護福祉士、介護支援専門員、社会福祉主事、厚生労働省IOTロボット評議員、同省介護ロボット講師、AI・IOTシニアコンサルタント、ビジネスモデル検定1級、運行管理者