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介護のちから

介護のちから ~第1回~ 日本の超高齢化社会に負けない現代のちから

介護のちから 2022.01.11
介護のちから ~第1回~ 日本の超高齢化社会に負けない現代のちから

    こんにちは。これから毎週「介護のちから」というコラムをお届けする清水です。

    第1回目となる今回は、「日本の超高齢化社会と高い技術力」に触れていきたいと思います。

     

    日本の介護状況

    早速ですが、このコラムを読まれている多くの方は、日本では65歳以上の方を高齢者(特に74歳までの方が前期高齢者、75歳以上の方が後期高齢者)と呼ばれていることをご存知の方は多くいらっしゃると思います

     

    しかしながら、「健康寿命」という言葉を聞いたことがある方は少ないのではないでしょうか?

    「健康寿命」とは、「健康上の問題がなく、日常生活に支障がない年齢」とされているのですが、日本人の健康寿命はどれくらいかといいますと、2019年における日本人男性72.68歳、日本人女性75.38歳となっています。

     

    これらのことを踏まえますと、「一般的な日本人は、おおよそ後期高齢者になると何らか体に不具合を来たし日常生活に支障が出てくる。」つまり、「後期高齢者の方が日常生活をするにあたっては、他人の助けが必要となってくる。」ということがお分かりいただけるかと思います。

     

    このことを少し掘り下げてみましょう。

    まず、令和2年度の「75歳以上人口」をみてみると、1,849万人(男性729万人、女性1,120万人)で、総人口に占める割合は14.7%となっており(そして、今後10年の間に後期高齢者となる「65~74歳人口」は、1,740万人(男性831万人、女性908万人)で総人口に占める割合は13.8%となっています)

    一方、高齢者の方の生活の手助けをすることが期待されている若年層の人数はといえば、例えば現在の日本の15歳未満の人口を見てみると、その人口はわずか1,521万人ほどしかいません。

     

    このような年代別人口比率が意味するところは、「今の若い世代の方々は、確実に到来する超高齢化社会の中、少ない人数で多くの高齢者の介護に従事しながら、日々の生活をしなければならない。」ということです。

    そう遠くない未来において、日本人の生活の中に「介護」という言葉を聞かない日はない時代が来るのでしょう。

     

     

    介護のICT化の必要性

    さて、これらの状況を乗り越えていくにはいろいろな角度からの施策が必要となりますが、その一つの施策として国も推進しているのが介護業界をICT化するというものです。

    ICT化というのをごく簡単に言いますと、普段皆さんも慣れ親しんでいると思われる、「メールやチャットやその他の便利なIT技術を仕事の業務にも積極的に活かしていこう!」ということです。

     

    日本でもいよいよ小学校教育に「プログラミング学習を必修化」するなどしてIT技術の普及を進めています。

    話は少し逸れますが、プログラミングの技術を養うことは「物事の順序を組み立てる能力を培ったり、正しい順序立てを事前に行うことの重要性を学ぶ」ことにつながり、将来ITの分野に進まなくても有意義な能力を培うことになります。

     

    このように国も積極的に関与をして、様々な業種でICT化が進んでいる一方、介護業界におけるICT化は遅々として進んでいない現状があります。

     

    最近は、業界の中からも積極的にICT化を進めなければいけないという声が出始めてはいるものの、なかなか介護業界でICT化が進んでいかない理由としては、チャットが便利なのは分かるけど、「パソコン操作は難しい」とか「ネットでご利用者さまの個人情報を取り扱うに不安がある」といった理由が挙げられるのではないでしょうか。

     

    介護業界特化型チャットシステム -みんなでケア-

    このような不安を払しょくしたサービスが弊社が開発し、弊社がサーバーを管理する「みんなでケア」です。

    少子高齢化社会になった現在、少ない人数で多くの方の介護をしなければいけません。

    そのためには「業務の効率化が重要である」、「国も介護業界のICT化を推奨している」、

    なのに介護業界のICT化は進んでいない。

     

    だったら、「介護業界で働く皆さんみんなが使いやすくて安心して使えるチャットを作ればいいじゃないか」

     

    弊社は、そんな想いでみんなでケアを作りました。

     

    みんなでケアは使いやすいデザイン、分かりやすいチャット、弊社完全管理による安心安全の管理体制を実現しました。

    宣伝のようになってしまいましたが、弊社が開発したみんなでケアを是非とも多くの皆さんにご活用していただき、超少子高齢化社会においてもみんなの笑顔が見える介護の実現に少しでもお役立てできれば幸いと思っています。

     

     

    最後に

    最後に、もう一点だけ別の視点を付け加えさせてください。

    実は、高齢者の方々でも仕事をしたいと思っている方々は多いといわれており、実際も60歳が定年の企業での継続雇用率が80%を超えることも普通となっています。そして、定年を迎えても約50%の方は「収入を伴う仕事をしたい」との希望を持っています。

    ここで今回のコラムの本題の「超高齢化社会に負けない現代のちから」という話に戻るのですが、現代のちからというのは、IT技術のちからのみならず、高齢の方々(年齢ではなく全人的な意味でも)の世代と若い方々(パソコンなどを使う仕事が当たり前の方々)の世代とが、ちょうどミックスされ、両世代が超高齢化社会という大きな課題に一丸となって立ち向かっていくようなイメージを私は持っています。

     

    高齢者の方にも若い方にもやりがいがあるような社会を作り上げていき、これからの介護の進歩と人と人との関わりを、どう心の距離をテクノロジーが補えるようになるかインクルージョンされた超高齢化社会と現代のテクノロジーの進歩に、あえてポジティブな感想として、楽しい未来を描くことができるのでは?とワクワクしています。

     

    今回のコラムは以上です。

    これから、皆さんにお役立てるような情報をお伝えしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

    (清水勇耶)

     

    プロフィール

    ケアマネジャー。株式会社ワンダフルライフ代表取締役。みんなでケア開発者。

    一人よりも二人より多くの方々の幸せのためにという法人理念の基、関わる皆様に介護業界がより良くなるようなご提案のできる仕事を心がけている。また、福利厚生としてルイ・ヴィトングループの介護福利厚生、介護ロボットの活用、その他介護支援専門員問の研修・セミナーなども行っているなど、幅広い分野で活躍中。主な取得資格等:介護福祉士、介護支援専門員、社会福祉主事、厚生労働省IOTロボット評議員、同省介護ロボット講師、AI・IOTシニアコンサルタント、ビジネスモデル検定1級.運行管理者

     

    参考】

    健康寿命について:厚生労働省2021年12月20日発表

    日本の年代別人口比率について:令和2年度内閣府社会白書調べ

    介護のICT化について:厚生労働省「健康・医療・介護分野におけるICT化の推進について」等の掲載について

    定年後の就労所得希望について:平成28年高齢者白書調べ